読書

【マインドセット】エッセンシャル思考で生きる

エッセンシャル

毎日、仕事、家事、育児で精一杯なのに、全てが中途半端になっているようで

何をやってもなんとなくうまくいかない…

ここ数年、ずっとそんな状態だったのですが

この本に出会い

大きく考え方が変わりました。

「より少なく、しかしより良く。」

今回は、エッセンシャル思考という考え方について、まとめておきます。

仕事だけでなく、家庭や生き方そのものに通じる思考法です。

2014年に発売、グレッグ・マキューンの本をもとにしています。

エッセンシャル思考とは、端的に述べると

生きているとやりたいことがたくさんあるが、自分自身が選択した本当に大切なことに集中して取り組む

という考え方、生き方です。

99%の無駄を捨て1%に集中する

エッセンシャル思考を知る上で、非エッセンシャル思考について考えることも重要です。

 

  • 全部手に入れよう、全部やろうとするうちに、何かを失っている。
  • 相手の機嫌を損ねないように、イエスということに慣れすぎて、思考停止。
  • 走り続けているのに、どこにもたどり着けないような気がする…

 

これらは全て、非エッセンシャル思考です。

ホントに、数カ月前の自分のことです。

周りを見渡し、よくよく観察してみると、非エッセンシャル思考の人は非常に多いように感じます。

職場では忙しすぎて感覚が麻痺してしまい、思考停止で日々の業務に追われている人も多い現状です。

では、エッセンシャル思考の考え方はどうでしょうか。

 

  • 何かを選ぶときに、何かを捨てることが前提
  • やることを計画的に減らす
  • 集中して大切な仕事に取り組むことにより、結果にも差が出る

 

エッセンシャル思考では、物事を選択し、やるべきことを明確にし、やらないことはスッパリ切り捨てるのです。

この、エッセンシャル思考はパレートの法則にも基づいています。

パレートの法則

経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論

本当に大切なのは、全体の業務の2割程度だと言い換えることもできます。

エッセンシャル思考は、言われてみれば理解はしやすい概念です。

しかし、実践することが難しく、さらには実践しないと意味がない概念でもあります。

正しいことを、正しい時に、正しい方法でやるにはどうすればよいのか。

より少なく、しかしより良く

エッセンシャル思考の実践には、まず思い込みを捨てることが必要になります。

 

  • やらなくては→やると決める 選択
  • どれも大事→大事なものはめったにない ノイズ
  • 全部できる→なんでもできるが全部はやらない トレードオフ

 

何でも引き受けることがいいことで、断るのは悪いこと

という概念を、まずは捨てます。

優秀な人ほど、選択し、断るスキルを持っているのです。

実際に実践していく方法として3つの技術があります。

  1. 見極める
  2. 捨てる
  3. 仕組化

この3つについて、1つずつ掘り下げていきます。

見極める技術

なにが自分にとって本質的なことで、重要なのかどうか判断する必要があります。

何かに手を出す前に、幅広い選択肢を慎重に検討し、これだけは、と実行する物事を見極めるのです。

では、どのように見極めれば良いのでしょうか。

集中できる環境を作り出す

じっくり考えるために、毎朝5分でもいいから自分だけの時間を作り出す。

  • どんな成果につながるか?
  • どんなアプローチが適切か?

忙しいほど考える時間を確保する必要があります。

目の前の問題に追われて貴重な時間をムダにするのは、非エッセンシャル思考です。

情報をフィルタリング

しかし、現代はインターネットの発達により、膨大な情報が渦巻いています。

そんな情報や意見の中から、自分自身で、本質だけを見抜く必要があります。

結論や本質的な情報をピックアップし、これだ!というものを選択します。

90点ルール

自分の中で、90点以上だと思えることに取り組むという、厳しめの基準を設定します。

正直、90点以上はかなり高い基準で

社会の中で働く上では90点未満の仕事を切っていると、そもそも自分もリストラされる可能性もあるかもしれません。

ですが、この本では、厳しく、明確な基準を持つことの必要性が説かれています。

捨てる技術

何が大事なことか、どんな仕事をするべきか、自分で見極め、選択する際には、

何かを捨てる必要があります。

人生も仕事も、クローゼットと同じで、捨てる仕組みを作らないと、際限なく積みあがる。

その通りです。

さらに、おそろしいことが書かれていました。

これを捨てると決めなければ、誰かが自分の大切なものを捨ててしまう。

この一文を読んだ時には怖くなりました。

今まで、忙しい日常の中で、大事なものを自分で選ぶことなく、たくさんのものを犠牲にしてきました。

特に、家族との時間だったり、自分の健康だったり。

自分で選択したのではなく、周りに選択されていたことだったのです。

自分の人生なのに…。

完全に目標を明確にする

まぁまぁ明確ではなく、完全に具体的に、というところがポイントです。

シンプル・具体的・刺激的で測定可能な目標を選びます。

目標から予定を立て、1日の予定までも明確に立てるところまで行います。

うまく断る

ここまでに、何を選んで、何を捨てるか決めたら次に断ります。

これは多くの人が非常に苦手とする、というか出来る人の方が少ないです。

というのも、断る=仕事が出来ないという図式が染みついている人が、自分を含めて周囲にも多いためです。

しかし、ノーを言えるのは、優秀な人の必須スキルです。

完全に明確な目標と予定があれば、それを伝えて断ります。

ただやみくもに断るのではなく、断る時には勇気と思いやりが必要です。

捨て、断ること=自分の評価が高まる方法を身に着けるという、究極の断り方を模索しましょう。

周囲に嫌われたくないから、何でもかんでも断らずに受け入れる

これはエッセンシャル思考と真逆になってしまうので

何でもやってくれる便利な人に成り下がるぐらいなら、嫌われる勇気を持つ必要がある

という解釈です。

アドラー心理学でも触れられています。

本
【マインドセット】アドラー心理学のススメベストセラーとなった「嫌われる勇気」 お読みになった方も多いのではないでしょうか。 最近、働き方や自分の生き方を考える上で ...

しくみ化する技術

努力と根性ではなく、自動的に実現する仕組みを作ることが、

エッセンシャル思考を続けて実践していくために必要です。

確かに、張り切って物事をはじめても

最初にスタートダッシュしすぎて、息切れしてしまい、結局できなくなってしまうのはよくあることです。

それよりも、毎日の中で習慣化し、食事や睡眠のように、当たり前にこなす仕組みができれば、より少ない労力で、物事をこなすことができます。

そのためには、常に「今、何が重要なのか」考える必要があります。

具体的には、リストアップ、to do listを作り

  • 今すぐやるべきこと
  • 今すぐ必要ないけど重要なこと
  • この先やりたいこと

書きだしたら、今すぐやるべきことから、優先順位をつけて順番に片付けていきます。

小さくはじめて、日々の小さな進歩を評価し、繰り返し、

過去や未来にとらわれずに「今必要なことを、淡々とこなす」のです。

まとめ

エッセンシャル思考は、知らず知らずの内に陥っていた非エッセンシャル思考から、

自分で自分の生き方を選択し、目標を定め、それに向かってまっすぐ進むための

方向性を教えてくれる考え方でした。

この考え方を、自分にしっかり染み込ませて

ブレずにいきたい、と改めて決意を新たにした次第です。

ホントにおススメの本なので、生き方に悩んでいる方はぜひ手に取ってみてください。


ちなみに、漫画の方もエッセンスがつまっていて、とっても読みやすいので活字が苦手な方はぜひ!

私は結局どっちも読みましたが、同じことが書いてあります笑